借地借家法は、平成4年8月1日より施行された、土地の賃借に関する法律のことです。それ以前には、大正時代より70年以上に渡って続いていた借地法、借家法、建物保護法の旧法が施行されていましたが、借地借家法が新たに施行されたため旧法は廃止となり、借地権に関して新たな局面を迎えることになりました。

しかし借地借家法(以下「新法」と呼ぶ)の施行から現在までに既に20年以上の時間が経過していますが、全てが新法に置き換えられたわけではなく、新法施行前までの契約に関しては現在でも旧法が適用されています。それにより、市場には旧法が適用されている借地権物件と、新法が適用されているものが混在した状態となっています。

借地権というのは第三者である地主から賃料を払って土地を借りることができる権利のことで、地主よりも経済面や立場の上で弱い賃借人を守る為の権利として働いています。しかし、旧法では地主の立場が弱くなりすぎており、一度貸してしまうとその土地を返却してもらうのが難しく、トラブルになることも多く起こりました。そのために新法の整備が進められたのです。

一方で、旧法によって契約していた借地については賃借人が不利にならないように、新法の施行後に強制的に移行するのではなく、そのまま引き継がれています。

当サイトでは、借地借家法の旧法と新法の違いと、借地権を巡って起こりやすいトラブルについて紹介しています。それぞれの法律の特徴と、気をつけておくべき点など参考にしてみてはいかがでしょうか。